2014年10月11日土曜日

ブレイとアイル

ワンドロ用だったんですけどちょっとまずそうなのでこちらに…

続きからメカバレとグロ(?)注意です。
それと短いですけど絵から思いついた怪文書かきました。やまなしおちなしいみなしですけどほもではないです。



「ごめん、義体無駄にしちゃった…」
「そんなのどうでも良いんです!それよりもうあんな無茶しないで!ブレイには代わりなんて居ないんですよ!」

負傷し継戦不能になったことにより、脱出機能でワープし戦場から離脱してきたブレイに応急的な治療処置を施しながら、アイルは悔しげとも悲しげとも思える表情を浮かべている。
「泣いてるの…?アイルが泣く事なんてないよ。
こういうときのために緊急脱出の機能つけといてくれたんでしょ。
…今日まで知らなかった。
…もう、アイルに会えなくなるかと思った。
……
…ごめんね。
いいとこ、 見せたかったんだけどなぁ…」
喉にも損傷を受けているのか普段の透き通るような声も今は機械的なノイズが混じっている。その声に止めどなく涙があふれるが、アイルは手元で処置を続ける。
「ブレイ、すみません…私が戦力差を見誤ったばかりに、危険な目に、怖い目に遭わせて…」
「…そうじゃないよ。
アイルは途中制止してくれた。僕は自分で行けると踏んで戦った。それだけだよ。
…それにアイルは安全策も用意しててくれたじゃないか。」
安全策、ブレイの緊急時にアイルの診療所まで自動でワープさせる装置…アイルは無茶をする傾向の有るブレイに無理をせず退避してもらうためにその存在を知らせていなかった。しかし、それをこれほどまでに後悔することになるとは思わなかった。
「すみません、この装置の存在は明かしておくべきでした。このせいでさらにブレイを傷つけてしまった。
…それにこんな大事なことを言わないなんて、家族だと言ってきておいて、私は…」
「アイル!違うよ!…僕のことを心配してくれての事だったんだろ。僕は危なっかしいから、だから、謝ることなんて、何も、無いんだよ…」
ブレイは損傷の少ない右腕でアイルをそっと抱きしめる。診療所には二人分のすすり泣く声がこだましていた。

ここからどう展開させればいいのかわからないのでここまで。
こういう怪文書も欲しいですねぇ。うちの狐で誰かかきませんかねぇ…

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